1日目
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01
3月12日[13:30〜14:00]
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オープニング
登壇者
高島宏平
共同実行委員長/東の食の会 代表理事/オイシックス・ラ・大地株式会社代表取締役社長
戸塚絵梨子
株式会社パソナ東北創生代表取締役社長
加藤晃司
株式会社カトウファーム代表取締役
半谷栄寿
実行委員/一般社団法人あすびと福島代表理事
(敬称略・登壇順)
内容
開催にあたり、これまでの開催回の振り返りや、10年間の東北のファクトデータが委員長より発表された。また、それらデータに対するコメントや、これからの10年に向けての想いが東北リーダーたちから語られた。
最後に駐日米国臨時代理大使のジョー・ヤング氏からビデオメッセージをいただいた。
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02
3月12日[14:00〜14:45]
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これまで①
復興10年の総括〜東北のHuman Legacy〜パネリスト
阿部勝太
漁師/一般社団法人FISHERMAN JAPAN代表理事
岡本全勝
元復興庁事務次官
加藤絵美
株式会社カトウファーム専務取締役
小林武史
一般社団法人ap bank代表理事
(敬称略・五十音順)
モデレーター
岩佐大輝
農業生産法人株式会社GRA代表取締役CEO
(敬称略)
内容
東北のリーダーたちへのヒアリングから明らかになった「東北からの学び」を土台に、東北のリーダーと、支援を続けてきた団体のキーパーソンによる10年間の総括が行われた。
これまでの総括として、生産者同士の横のつながりが強まったこと、官民が強みを生かし合った協力関係を結べたこと、潜在的な地域課題が浮き彫りになったこと、などが示された。更に、これからの10年に向けて、「復興」以外の目標設定の必要性や、平時の時だからこそのチャレンジのし難さ、海外展開をより推進していくこと、利他的な行動を今後も続けていくことの重要性、などが指摘された。
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03
3月12日[14:50〜15:30]
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これまで②
世界三大復興からの学びパネリスト
アリソン・プライヤー
Greater New Orleans Community Data Center 前代表※事前収録
小松洋介
実行委員/NPO法人アスヘノキボウ代表理事
竹内弘高
ハーバード大学経営大学院教授
永遠瑠・マリールイズ
NPO法人ルワンダの教育を考える会理事長
(敬称略・五十音順)
モデレーター
高橋大就
実行委員/東の食の会事務局代表
(敬称略)
内容
甚大な内戦や、記録的な災害からの復興を遂げた、ニューオリンズ、ルワンダ、東北の世界三大復興からの学びを紹介し、各地域で復興を支えたキープレイヤーらが議論を行った。
社会を元の姿に戻すのではなく新しいビジョンを設定すること、最も脆弱な人々の声に耳を傾けること、市民の声を救い上げた上でデータを作成すること、女性にも政治に参加してもらうこと、社会参画に意欲的な市民と社会課題とを結ぶ場を設計すること、頭だけではなく、心と体も一体になった教育を提供すること、等々が復興を通しての学びとして参加者に共有された。
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04
3月12日[15:40〜16:20]
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これまで③
東北から感謝状登壇者
松本裕也
ヤフー株式会社
津田祐樹
株式会社フィッシャーマン・ジャパンマーケティング代表取締役COO
磯崎功典
キリンホールディングス株式会社代表取締役社長
永元禎人
キリンホールディングス株式会社CSV戦略部絆づくり推進室室長
白石長利
農家 ファーム白石代表
元木寛
株式会社ワンダーファーム代表取締役社長
山田邦雄
ロート製薬株式会社代表取締役会長
立花貴
実行委員/東の食の会理事/公益社団法人MORIUMIUS代表
(敬称略・登壇順)
進行
藤沢烈
実行委員/一般社団法人RCF代表理事
(敬称略)
内容
この10年間、献身的に東北との歩みを続けてきたヤフー株式会社、キリンホールディングス株式会社、ロート製薬株式会社の3社に対して、東北の生産者たちからメッセージが送られた。一方で、企業側からは、これまでの歩みの振り返りや、今後の更なる活動への熱意が語られた。また、復興活動で成果をあげている上記3社は、現地の方々と良好な関係を築き、課題の本質をすくいあげることができていた点や、社内の優秀な人材が実際に現地に継続して入り続けている点、そして、各社の強みを生かした支援を続けていること、などで共通していた。
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05
3月12日[16:20〜16:50]
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これまでからこれからへ
ビジョンに関するヒアリングの共有登壇者
木村拓哉
東北リーダーズ・カンファレンス事務局
千葉豪
漁師
下苧坪之典
実行委員/株式会社北三陸ファクトリー代表取締役
松永武士
ガッチ株式会社
小西未華
株式会社エフライフ
(敬称略・登壇順)
内容
東北のリーダー達に対するヒアリングから浮かびがってきた、これまでの東北の10年間で見えてきた東北地域の特色と、これからの10年に必要になる事が共有された。また、それらのアイデアに関連して、東北のリーダーや、将来を担う若いリーダー達からのコメントが寄せられ、それぞれの地域が自立し合いながらも、有機的につながりを持つ姿を意味する「United Locals of TOHOKU」がビジョンとして参加者に共有された。
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06
3月12日[18:30〜20:00]
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これから①
ナイトセッション内容
2021年以降のビジョンの案を受けて、参加者がテーマ別のグループに分かれ、今後さらに東北のユナイトを進めるためのアクションを議論した。
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2日目
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07
3月13日[10:00〜10:20]
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オープニング(2日目)
登壇者
木村拓哉
東北リーダーズ・カンファレンス事務局
小泉進次郎
環境大臣/衆議院議員
高島宏平
共同実行委員長/東の食の会 代表理事/オイシックス・ラ・大地株式会社代表取締役社長
(敬称略・五十音順)
内容
1日目の振り返りを行い、2日目に向けて、改めて「United Locals of TOHOKU」のビジョンが共有や、2日目のプログラム全体像についての説明が行われた。また、小泉環境大臣より、東北との接点についてのエピソードや、「United Locals of TOHOKU」のビジョンに対してのコメントを頂戴した。
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08
3月13日[10:20〜10:30]
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オリンピック関係者からのメッセージ
登壇者
橋本聖子
東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会会長
Elisa Yavchit
Les Canaux ディレクター
(敬称略・登壇順)
内容
東京オリンピック・パラリンピック組織委員会の橋本聖子会長と、パリ開催の組織委員会とソーシャルビジネスや中小企業をつなぐプラットフォームである「ESS 2024」を率いるリーダーElisa Yavchit氏からメッセージをいただいた。復興五輪という理念のもと、東北の人々や東北の魅力を国内外に伝えていくという決意や、復興の過程で東北が示した、社会的な連帯を維持しながら経済も成立させるという価値観を、2024年のパリ開催においても世界に広げていきたい、という想いが語られた。
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09
3月13日[10:30〜11:30]
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これから②
世界に発信すべき「TOHOKU」〜東北ビジョン2031〜パネリスト
岩崎昭子
宝来館女将/一般社団法人根浜MIND代表理事
楠本修二郎
実行委員/東の食の会代表理事/カフェ・カンパニー(株)代表取締役
鈴木賢治
株式会社47PLANNING代表取締役
津田大介
実行委員/メディア・アクティビスト
宮田裕章
慶應義塾大学医学部医療政策・管理学教室教授
(敬称略・五十音順)
モデレーター
宮城治男
NPO法人ETIC.代表理事/東の食の会理事/共同実行委員長
(敬称略)
内容
世界に発信すべき「TOHOKU」や、10年後に目指す東北の姿について、有識者やリーダーを交えて議論を行なった。パネリストからは、サステナブルであること、若い世代のアントレプレナーシップを醸成すること、東北地方の食文化のポテンシャルの高さ、既存の資本主義とは異なった横のつながりを重視する社会への姿勢、等がテーマとして挙げられた。
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10
3月13日[11:30〜13:00]
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クロージング
進行
高島宏平
共同実行委員長/東の食の会代表理事/オイシックス・ラ・大地株式会社代表
宮城治男
共同実行委員長/東の食の会理事/NPO法人ETIC.代表理事
(敬称略)
ゲスト
内堀雅雄
福島県知事
須田善明
女川町長
(敬称略)
内容
テーマ別のディスカッションから生まれた、東北のこれからのビジョンや具体的なアクション案について、各グループの代表者から発表が行われた。また、内堀福島県知事と、須田女川町長から、アクション案に対してのコメントを頂戴した。最終的には、10個のアクション案が参加者によって採択され、今後の東北の進むべき道のりがより具体的になった。
〜発表された10のアクション〜
- 東北6県の人・食・風景・文化のストーリーを伝える「東の食のテロワージュ」を展開(2021年~)
- 日本のリーダーが浜通り12市町村でフィールドワーク、世界に発信するプロジェクト実施(2021年秋~)
- 20代を中心とした東北リーダーズ・カンファレンス開催(2022年)
- サステナブルをテーマに人と自然がつながるフェスを日本全国各地で開催(2022年~)
- アントレプレナーを目指す若者を受け入れる100社の連合体を創出( ~2024年)
- 復興キーマンを東北6県、国内外に100人派遣 (~2025年)
- 食文化・郷土料理を次世代に繋ぎ世界に発信する「東の食の教科書」発表(2025年)
- 土地を地域に開き、65歳からゲリラ的に生きる「ものづくりオーナーズ倶楽部」設立( 2025年)
- 東北に再生可能エネルギー産業クラスター創出、自律分散型のエネルギーと自治を実現 (~2030年)
- SDGsの成果を発表する文化フェス「SDGsEXPO~福島で誰一人取り残さない~」(福島県浜通り)開催 (2030年)
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